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社会人2年生(♀)のゆるいかも知れない日々。仕事・音楽・吹奏楽・読書・映画・ゲーム・料理・大河ドラマとかそのへん。たまに恋バナとか。嘘。


by kino-m-ss
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ローレライ。

やっと観た、映画『ローレライ』。
洋画の戦争モノの映画はあまり好きじゃないんだけど(理由:うるさいから)邦画は嫌いじゃない。
その前に予告編で気になった映画を。
『オペラ座の怪人』。
間違って今、愛人にしちゃった・・・それはそれでいいロマンスものが出来そうだけどさ。
やっぱあの曲いいな。「でっでっでっでっでーん♪」ってやつ。わかるかこれで。
『星になった少年』。
これは絶対観てやる。音楽は坂本龍一なんだね。
『春の雪』。
三島由紀夫原作。悲恋にはとことん弱いです。

さて、ローレライ。ローレライ。_c0059660_5514162.jpg
原作は福井晴敏『終戦のローレライ』。
珍しく原作読んでません。気合が足りなかったらしい。
主題歌はモーツァルトの子守唄。しみます。
公式HPではエンドレスで流れてくれます。私はこれだけで泣けそうだ。

キャストに役所広司、柳葉敏郎、石黒賢、橋爪功、堤真一などなど、渋好みの私にとっては嬉しすぎ。
若手ももちろん、妻夫木聡、佐藤隆太、香椎由宇と最近の注目どころ満載。

子守唄も含めて、最初から最後まで音楽がとてもいいのです。
サントラCD出てるみたいなので、聴いてみたいなぁ。

ちなみにローレライの語源。http://homepage2.nifty.com/lorelei/から引用。

ローレライ(ドイツ語)とは、ライン川中流の右岸にそびえる巨岩及びその岩上に憩う妖女の伝説の総称です。
妖女の美しき歌声を聴いた船乗りたちは、たちまちのうちに海に沈んでしまったと言い伝えられております。
又、ハイネ(ドイツの詩人・評論家・1797~1856)の詩にジルヒャー(1789~1860)が作曲した楽曲「ローレライ」が有名。


そういえば昔、外国童話の本で読んだことがある。

以下ネタバレやら何やら含みそうなので、読みたい方だけクリックしておくんなまし。
あやとりしてるギバちゃんに萌えました。はいすいません。



潜水艦って意外とカッコいいんだねぇ。
この映画観るまで、潜水艦のイメージ=宇宙戦艦のイメージだったから・・・。

浅倉も絹見も素敵。渋いってだけじゃなくて、自分の信念ちゃんと持ってるところ。
どうせ長生きするくらいなら、こういう大人になりたいなぁ。
で、ローレライ起動。ありゃやっべーわ。そりゃ世界の勢力図も変わる。
そしてオペレーティングできるのはパウラのみときた。
いやーパウラ可愛い。ほんと可愛い。
乗船したばっかりの頃の絹見の「誰も死なせん!」ていう台詞だけでもう泣きそうになったよ。
折笠とパウラが2人で海見てるときの音楽がいちばん好きだ。
あとね、掌砲長(観てる間は漢字わかんなかったけどw)の心意気も好き。

カメラのエピソードのところでほろり。
降りていった彼は、カメラマンにはなれたんだろうか。そしてこの人のキャストはKREVAだ。

どうでもいいこと。
石黒賢ってどうしてあんな裏切りそうな顔してんだろ。
そして予想に反せずばっちりやってくれたね。いや、裏切ったってのとはちょっと違うんだけど。

東京を、大事な人たちを、日本という国を、自分の信念を守るため、命をかける。
見た感じ平和な現代日本ではあまり考えられないことだけど、そうしなければいけない時代があったことを、忘れてはいけないんだね。
己を犠牲にしても守りたいもの。そしてそれを守る美徳。
これが正しいとは言えないけど、否定する権利は我々にはないんじゃないかなぁ。
by kino-m-ss | 2006-05-07 05:52 | I love movies.